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2012年1月8日日曜日

年末年始のインドア模様

年末実家に持って帰ったのが
・Rubyの試験本
・「ベッドルームで群論を」
だった。そんで実家でGalaxyTabに「運命の人(山崎豊子)」をダウンロードした。
東京に戻ってから又吉の「第2図書係補佐」、「zshの本」を購入。
休みの間に中国ドラマ「新・上海グランド」の続きが視聴できるようになってないか期待してたが解禁は1/19のようだ。
また1/13に映画「Railsways(2)」が公開終了なため、それは見た。

Railways(1)は島根、今回は富山。1ではエリートビジネスマンが突然会社をやめて子供の頃の夢だった電車の運転手になるのに対し2は48年間無事故無違反の運転手が定年退職する話。観客に若い人が全くいない。当然とも言えるし寂しいとも言えるが、やはり前作のほうが共感できる。でも富山鉄道から見える綺麗な景色がふんだんに使われていて映像としては楽しめた。

第2図書係補佐は初めて買った又吉本。「カキフライがないなら来なかった」とか「まさかジープで来るとは」とか、内容が想像できなかったから敬遠していたが今回のは本の本なのであろうということで購入した。でも読んでみるといわゆる本の紹介本ではない。一応各章に(だいたいは最後のほうに)その章のタイトルになってる本がちょろっと紹介されてはいるが、紹介の前に書いてあるのは基本的に又吉自身の体験談である。その体験談と本がリンクしていて、そのつながり具合を楽しむのがこの本の醍醐味であるようだ。読み終わったらもう1周読んで、読んでみたい順に10冊程度ピックアップしてみようと思う。しかし又吉、太宰のエピソードといいサッカーの話といい現役お笑い芸人であることといい、強烈なキャラクターではある。ツイッターをフォローしたが特に何もタイムラインに上がってこないのが残念だ。

第2~補佐は実家に帰る途中の尼崎で買ったんだったか。で実家では読まなかったのかもしれない。
尼崎の本屋は小さい本屋なのだがいつもいい本との出会いがある気がする。レイアウトがいいのか品揃えのバランスがいいのか、いつも電車の発車時刻を気にして急ぎながら何か良さげな本はないかと見回しているのがいいのか分からないが。その点新大阪駅の本屋は全然だめだ、バリケードのように正面に立ちふさがっている棚しか眺めたことがないしそこにはしょうもない自己啓発本しかないイメージがある。あとは新宿サブナードの本屋も立ち寄りやすい、ビブリア古書堂の事件手帖(2)は確かそこで買ったのだ。本屋はでかければいいというわけじゃない、いい出会いを直感してウロウロできるのが自分に合った本屋だと思う。

そういえば昔どっかの旅館で弟が(夕食の量があまりにも多かったために)「料理は量も味のうち」と言ってたことがあったが、それと似てる気がする。料理が多ければ残せばいいんだけども、そのコントロールを客にさせるのがフラストレーションになることもある。だいたい、全部食べられたほうが満足に決まってる。