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2012年4月30日月曜日

会社で寝ること


もはや今の時代、少しウトウトすると能率が上がることはほとんどの人が認めるところだと思うが、それでも完全に成果主義ではない会社の場合は特に「人目」の観点から会社で寝ることをよく思わない管理職もいるだろう。人目の観点とは簡単にいえば周囲の士気を下げるということである。しかしそれに対しては簡単な反論をすれば十分と考える。少し眠ることで能率よく仕事をしている様を見せることが士気を上げる効果があるだろう、という反論だ。もちろんその効果の大きさは測定できないが、寝姿を見せることが士気を下げる効果の大きさも測定できない。従ってこれらの主張は(ナイーブに考えれば)互角で、「士気を上げる論者」は単にその説得力を「士気を下げる」論者のそれから大きく離されないようにだけ気をつけていればよい。時代の追い風もある、ラクな闘いだと思うがどうだろう。

「眠くなった社員は寝てもよい」――さいたま市のリフォーム会社が昼寝制度を導入 (オルタナ) - Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120410-00000301-alterna-bus_all

※もちろん、昼寝が良い効果を持つことをほとんどの人が認めているのであれば、反論など省略して上記リフォーム会社のように公式に制度化するのが建設的である。しかし現在なんとなく昼寝が人目をはばかる雰囲気の職場で、ほっといても制度化しそうにないならば、とりあえず寝てみて文句言われたら反論してみてはどうだろう。波風を立てなければ方向転換は起きない。ただし、理論武装なしに波風立てると勝てないし相手にも迷惑だ。