よその会社の話だけども、知人の上司が脳梗塞で倒れたらしい。
容易に想像できるが、血圧が高くて太っていたという。
その人の食生活はよく知らない。だから不摂生がたたったのか元々そういう体質だったのかも分からない。
とはいえ、もし自分に部下がいてその子が会社で変な時間におやつなどモリモリ食べているようなら、
多少は干渉しようかなぁと思う。会社での人間関係が少しも家族化してはいけないってことはないだろうから。
会社にとって、従業員が健康に気をつけてくれるのは非常に有り難いことのはずだ。
健康に気をつけることが可能な時間は、プライベートの時間だけではなく業務時間も含まれる。適切な気分転換、適切な姿勢と姿勢転換、エレベーターの代わりに歩く、残業を減らして夕食の時間が遅くなりすぎないようにする、等々。
でもその努力が有難がられることは、実際にはあまりない。それどころか、会社によっては残業が少ない人に対してもっと残業させようとしたり、気分転換や姿勢転換をサボりと見なすことさえあるだろう。
それが蔓延することによって会社中が気分転換だらけになったら困るというのは確かにある。でもそれなら、気分転換をどれくらい許すかによってチームの雰囲気や達成タスク量がどう変わるか、それぞれの管理職が見ればいい。
残業のほうは、それが個人の活力につながって達成タスク量が増える場合もあるだろうが(例えばプログラミングがノッてきて面白くて仕方ない場合とか)、人によっては2・3時間やる程度ではほぼ増えない場合もあるだろう。
例えばこういうことだ。持久走をするときランナーは、何km走るか決めてから走る。なるべく早く走ろうとする人Aもいるし、ゆっくり走る人Bもいる。この持久走を取り仕切る先生が、Aにだけ150%のノルマを課したとしよう。この意図は、AとBが走り終わる時刻を近づけることである。この時Aは2種類に分かれる。ノルマが増えてもなお全力で走ろうとする人A1と、自分の体力を考慮して初めからペースを落とすA2である。
※どの程度ペースを落とす必要があるかは個人の体力による。A2の場合、普段の1/2としておこう。
A1は(体力があれば)先生の意図通りBとほぼ同時刻にゴールする。A2はペースを半分に落とした結果、大幅に遅れてゴールする。というわけで、A2に追加ノルマを課した先生の意図は失敗している。そのうえ単位時間あたりの走破量も落ちている。
一日の初めに「今日は2・3時間残業しよう」と決めることは、持久走の追加ノルマに相当する。
そう決めた人がA2タイプであれば、単位時間あたりの走破量すなわち効率が落ちることにより、タスク達成量は何時間か残業したあとにやっと(残業なしの日より)多くなり始める。仮にその時刻が21時だとして、22時まで働くと(落ちた効率)×1時間分のタスクを余分にこなせることになる。
一方、夕食の時間が遅くなったり自由時間が少なくなったりすることで健康とモチベーションの両面で悪影響が予想される。さて、余分にこなせるようになったタスク量はこの悪影響に見合うか?ましてや、長い会社生活の中で150%ノルマを続けていった時、効率の低下幅がずっと同じで済む保証はない。
ストレスが過食につながりやすい人だっているのだ。その因果関係を疑ってもみないで、ストレスを低減できる働き方を部下に提案してあげもせず、ある日病気になったら運が悪かったね、ひどい時には自業自得だなどと言う、僕は幸いそういう上司は見たことはないが、もしいるとしたらいかがなものかと思う。
相談にのるのはまだ良いほうだが、グチを聞いているだけなら無能の範疇を出ない。忙しいのは分かるので一人一人に丁寧に働きかけろとは言わないが、自分で健康やモチベーション管理をするよう奨励し、すでに実践している人は評価するべきだ。自分のチームの業績だけを気にするあまりつい業務偏重な命令をしてしまったとする。部下からそれを指摘されたら、ハッと気づいて訂正する。指摘しやすい空気を作る。管理職自ら実践する。こういった文化に理解のない、さらに上の偉い人から部下を守る。どれもそんなに面倒くさいことじゃない。
追記1:
A1がA2より評価されるのは仕方のないところ。しかし上司はA2を認めなければならない。
また、A1は150%のノルマなら全力で走れるが、これが200%とか300%とかどんどん増えても全力で走ろうとするなら危険である。自分の体力を考慮しない未熟さを上司が黙認すると、最悪の場合は過労死ということになる。
追記2:
ある意味、残業は会議と似たところがある。残業をたくさんしていれば、自分は精一杯のことをしていると思って安心するからだ。しかし特に社外とのやりとりが多い業務形態の場合、営業時間内の応答頻度と質を高めることが重要になる(正しい問題の立て方、正しい内容の応答をすることによって、プロジェクト完了までに必要な総コミュニケーション量が減らせる)。
十分な対話をこなさないまま営業時間外に突入したら、作業系の業務はどうにかなっても外部コミュニケーション系の業務は置いてきぼりだ。そして往々にして、プロジェクトが遅れる原因はコミュニケーションのまずさにある。残業には残業代というインセンティブがあるが、対話を円滑に進めることについてはそれほど強力なものがない。
だからこそせめて管理職は、下っ端の人間と一緒になって残業神話を崇拝していてはいけないと考える。
JSの設定
2011年2月12日土曜日
2010年11月14日日曜日
名古屋港水族館
写真。
http://picasaweb.google.com/spinel3/ElOxO#
前回名古屋に行った時はあつた蓬莱軒に待たされ名古屋港水族館に行く時間がなかったので、
今度こそということで行ってきた。
前日の夜に下痢をし、かなり厳しめだったが今回はひつまぶしを大量に食べるわけでもない。
いちおう用心して、東京駅でいつも朝食に食べるうどんは控えておにぎりだけにしておいた。
今回の写真はこれから後ろ。なんかもっと撮るべき写真があったような気がするが、イルカのパフォーマンスあたりからナイスショットを撮るのが難しくてどうでもよくなったようだ。
名古屋港水族館は北館と南館の2つに分かれていて、北館(だったかな?)はほとんどイルカ専門館といってもいいほどイルカ類(イルカ・シャチ・クジラ)で占められている。何しろ水族館に入ったらいきなりシャチのナミがいる。主役をいきなり出すとは・・・よっぽど自信があるのかと思ったが、南館は極めて普通だったので、全体的なバランスという意味ではまだ改良の余地があるという印象。
このイルカ館は、全国の水族館と比べても相当楽しい部類だと思う。イルカはまぁ、色んな水族館にいてパフォーマンスもするところが多いが、シャチの大きさがもの凄いのと、イルカの数が半端ない(水槽も多くて綺麗な気がする)のと、シロイルカの頭がぷよぷよという事実が判明したことで印象は強い。
そういえば、南館は極めて普通と書いたが、1つだけ凄いのがあった。それはシアターで、まず、スクリーンが馬鹿でかい。上映しているものは2つあって、「いきものがたり」と「チョウザメを絶滅から救え(みたいな内容、タイトルは忘れた)」。前者は、後ろに座ってる男も言ってたが、「なぜ水族館でこの題材・・・」と思わずにはいられない、しかし非常に出来のよい、グローバルに生態系を説明するもの。
後者は、キャビア人気で乱獲されて数が減って絶滅の危機に瀕しているチョウザメを増やそうプロジェクトに従事している一人のアメリカ人を追った話。五大湖がどうやってできたかとか、氷河が後退してその浸食作用でどうのこうのという歴史話も面白いが、個人的にはチョウザメが、姿はあんまり鮫っぽくなく、産卵のために鮭のように川のぼりをすることや、100年以上生きるものもあることに驚いた。
そんな感じで、名古屋港水族館あなどりがたし。
かなり時間がつぶせるのでイタリア村に行かなくても全然満足できちゃったよ、という一日だった。
http://picasaweb.google.com/spinel3/ElOxO#
前回名古屋に行った時はあつた蓬莱軒に待たされ名古屋港水族館に行く時間がなかったので、
今度こそということで行ってきた。
前日の夜に下痢をし、かなり厳しめだったが今回はひつまぶしを大量に食べるわけでもない。
いちおう用心して、東京駅でいつも朝食に食べるうどんは控えておにぎりだけにしておいた。
今回の写真はこれから後ろ。なんかもっと撮るべき写真があったような気がするが、イルカのパフォーマンスあたりからナイスショットを撮るのが難しくてどうでもよくなったようだ。
名古屋港水族館は北館と南館の2つに分かれていて、北館(だったかな?)はほとんどイルカ専門館といってもいいほどイルカ類(イルカ・シャチ・クジラ)で占められている。何しろ水族館に入ったらいきなりシャチのナミがいる。主役をいきなり出すとは・・・よっぽど自信があるのかと思ったが、南館は極めて普通だったので、全体的なバランスという意味ではまだ改良の余地があるという印象。
このイルカ館は、全国の水族館と比べても相当楽しい部類だと思う。イルカはまぁ、色んな水族館にいてパフォーマンスもするところが多いが、シャチの大きさがもの凄いのと、イルカの数が半端ない(水槽も多くて綺麗な気がする)のと、シロイルカの頭がぷよぷよという事実が判明したことで印象は強い。
そういえば、南館は極めて普通と書いたが、1つだけ凄いのがあった。それはシアターで、まず、スクリーンが馬鹿でかい。上映しているものは2つあって、「いきものがたり」と「チョウザメを絶滅から救え(みたいな内容、タイトルは忘れた)」。前者は、後ろに座ってる男も言ってたが、「なぜ水族館でこの題材・・・」と思わずにはいられない、しかし非常に出来のよい、グローバルに生態系を説明するもの。
後者は、キャビア人気で乱獲されて数が減って絶滅の危機に瀕しているチョウザメを増やそうプロジェクトに従事している一人のアメリカ人を追った話。五大湖がどうやってできたかとか、氷河が後退してその浸食作用でどうのこうのという歴史話も面白いが、個人的にはチョウザメが、姿はあんまり鮫っぽくなく、産卵のために鮭のように川のぼりをすることや、100年以上生きるものもあることに驚いた。
そんな感じで、名古屋港水族館あなどりがたし。
かなり時間がつぶせるのでイタリア村に行かなくても全然満足できちゃったよ、という一日だった。
2010年10月11日月曜日
長野県上田、真田城へ
とりあえず、メモと写真。
写真
1050あさま車内。ツイッターの不思議。ネットワークにつながっていないモバイル端末でも、こうやって時刻をつけてメモしておいてwifi環境に戻った時にツイッターにアップロードすることができる。旅の記録なんてものは友達とのリアルタイムなやりとりではないのだから、それで十分なはずだ。ところがやはり、ネットワークに繋がっている端末…例えば携帯電話を持っている時のほうが、いまツイートしなければ!という意欲が起こりやすい。そうしてもフォロワーが見てくれるのはずっと後かもしれないのに。そして、後でツイートした場合でも、同等の確率で見てはもらえるのだ。それでも(今すぐ)を欲するのは、今起こっていることや考えていることを今人に伝えられる可能性があるのならなるべくそうしたいという気持ちの現れだろうか。
1434 池波正太郎記念館となり、太平庵でクルミそばを食べた。上田城は特にどうということはなかったが、町と調和してる感じがする。例えば大阪城はすごいが、明らかにあの辺だけ異質である。その点上田の町は、城から離れて普通の住宅街や商店街になっても真田家の家紋や真田十勇士の旗などが其処かしこにみられる。
くるみ蕎麦、大盛り
すったクルミがついてる。正しい食べ方が分からない。
1515 池波正太郎 真田太平記館。単に自分が池波ファンなだけかもしれないが、これはすごい。書斎の写真とか実際に使われた原稿用紙とか、シアターやらギャラリーやら非常に充実。上田城より全然楽しい。
1640 お土産に『獅子』『チキンライスと旅の空』購入
1923 そうか、なるほど。どうも仕事のことはブログに書きにくいと思っていたが、何となく解決法を思いついた。確かに、開発中のサイトについてその全貌をペラペラしゃべるわけにはいかないが、こうやってメモをとっておいて、サイトリリース後にメモに多少の校正と考察を加えて公開すればいいのだ。もうすぐ東京につく。
写真
1050あさま車内。ツイッターの不思議。ネットワークにつながっていないモバイル端末でも、こうやって時刻をつけてメモしておいてwifi環境に戻った時にツイッターにアップロードすることができる。旅の記録なんてものは友達とのリアルタイムなやりとりではないのだから、それで十分なはずだ。ところがやはり、ネットワークに繋がっている端末…例えば携帯電話を持っている時のほうが、いまツイートしなければ!という意欲が起こりやすい。そうしてもフォロワーが見てくれるのはずっと後かもしれないのに。そして、後でツイートした場合でも、同等の確率で見てはもらえるのだ。それでも(今すぐ)を欲するのは、今起こっていることや考えていることを今人に伝えられる可能性があるのならなるべくそうしたいという気持ちの現れだろうか。
1434 池波正太郎記念館となり、太平庵でクルミそばを食べた。上田城は特にどうということはなかったが、町と調和してる感じがする。例えば大阪城はすごいが、明らかにあの辺だけ異質である。その点上田の町は、城から離れて普通の住宅街や商店街になっても真田家の家紋や真田十勇士の旗などが其処かしこにみられる。
くるみ蕎麦、大盛り
すったクルミがついてる。正しい食べ方が分からない。
1515 池波正太郎 真田太平記館。単に自分が池波ファンなだけかもしれないが、これはすごい。書斎の写真とか実際に使われた原稿用紙とか、シアターやらギャラリーやら非常に充実。上田城より全然楽しい。
1640 お土産に『獅子』『チキンライスと旅の空』購入
1923 そうか、なるほど。どうも仕事のことはブログに書きにくいと思っていたが、何となく解決法を思いついた。確かに、開発中のサイトについてその全貌をペラペラしゃべるわけにはいかないが、こうやってメモをとっておいて、サイトリリース後にメモに多少の校正と考察を加えて公開すればいいのだ。もうすぐ東京につく。
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